ヒュンダイは1日、8月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は30万7320台。前年同月比は5.1%増と、6月の12.3%増、7月の9.8%増に対して、さらに伸びが鈍った。
海外では8月、25万5998台を販売。前年同月比は5.3%増。その内訳は、海外生産分が9.8%増の17万8693台と、引き続き好調。輸出分は7万7305台で、前年同月比は3.9%減と5か月ぶりに前年実績を下回った。
海外では、依然として米国での新車セールスが好調。8月は5万8505台を販売し、前年同月比は9.1%増と12か月連続で前年実績を上回った。中型セダンの『ソナタ』が、2万0682台と牽引。小型セダンの『エラントラ』も、1万5054台を売り上げた。
また、地元韓国は、引き続き回復傾向。8月の韓国新車販売は、前年同月比4%増の5万1322台と、7か月連続の前年実績超え。バスやトラックを含む商用車は1.7%減の1万3255台と不振だが、乗用車は6.4%増の3万1174台、SUVは4.8%増の6893台と、前年実績を上回った。
ヒュンダイの2011年1‐8月累計世界販売は、257万9115台。同社の2011年、前年比8%増の390万台という世界販売目標を掲げている。