インド自動車大手のタタモーターズは11日、2011年度第1四半期(4〜6月)の決算を公表した。
同社の発表によると、傘下のジャガーやランドローバーを含めた売上高は、前年同期比24.1%増の3357億ルピー(約5673億円)。純利益は200億ルピー(約338億円)。前年同期の199億ルピー(約336億円)から、ほぼ横ばいの結果となった。
4-6月期の世界新車販売は、タタ(商用車と輸出分を含む)が19万7606台。前年同期に対して、3.8%増とわずかに伸びた。
ジャガーとランドローバーは、6万2090台。前年同期比は4.9%増だ。同社は、「中国やロシア市場において、新車販売が好調だった」と説明している。