カーチスHD第1四半期決算…震災復興支援で中古車販売好調

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多賀城市の一時保管場所(7月下旬)
  • 多賀城市の一時保管場所(7月下旬)
  • 宮城県多賀城市(7月下旬)
  • 火災にあったのか原型をとどめていない(7月下旬)
  • 多賀城市の一時保管場所(7月下旬)

カーチスホールディングスが発表した2011年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比340.7%増の4億8100万円と大幅増益となった。

売上高は同12.9%増の90億2900万円と2ケタの増収となった。新規店舗の出店、カーチス倶楽部の拡充などの効果があった。また、グループのビジネスモデルである買取直販の強みを活かし、東日本大震災の復興を支援するため、全国の在庫車の中から良質な中古車を優先的に仙台市内の店舗に投入したことが、結果として増収に結び付いた。

収益では、増収の効果で経常利益が同285.6%増の4億8200万円となった。当期純利益は訴訟損失引当金戻入益約18億円を計上、23億0400万円となった。

通期連結業績見通しは売上高、営業利益、経常利益は前回予想を据え置いた。最終利益は第1四半期に特別利益を計上するため、前回予想より18億3000万円増の27億8000万円に上方修正した。

《レスポンス編集部》

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