ホンダは、ロータリー式の小型除雪機シリーズ2モデルと中型除雪機シリーズ4モデルを一部改良して9月から発売する。
今回の改良では、除雪性能や操作性を高めるとともに、小型ハイブリッド除雪機に新たなモデルを追加設定した。
小型除雪機シリーズはバネ鋼ブロア(投雪部)の採用(HSS970n)、ブロア回転数の調整(HSS1170n)により、最大投雪距離を拡大した。中型ハイブリッド除雪機シリーズは、新型汎用エンジンの搭載により排気量を大幅に向上した。従来モデルと比較して最大除雪量を約12%向上した(HSM1380i)。
小型ハイブリッド除雪機に、より除雪幅の大きい81cm仕様の「HSS1180i」を追加設定した。
同社の除雪機シリーズは、雪を押して集めて除雪するブレードタイプや、雪を砕いて飛ばすロータリータイプに加え、広範囲の除雪を楽に手早く行えるハイブリッド式のロータリータイプなど、業界最多となる全17モデルを設定する。積雪量、雪質、除雪量に応じた除雪機を多彩なラインアップから選択できる。
価格は42万6300~89万2500円。