日本RV協会は東日本大震災の支援活動の一環として、仮設住宅用にキャンピングカーの無償貸与を行うと発表した。
同協会では、3月11日の東日本大震災発生以降、義援金募集や車両貸与など、会員事業者が自発的に進めていた支援活動を統括する「東日本大震災復興支援プロジェクト」を設立。東北福祉大学の巡回医療チームにキャンピングカーやトレーラーを貸し出すなど、さまざまな支援活動を行ってきた。
それらの支援活動の第2弾として、今回、宮城県石巻市長の要望に応えるかたちで、全国より15台のキャンピングカーおよびトレーラーを結集。宮城県石巻市に送ることとなった。
支援内容は、震災以来いまだに体育館や公民館といったプライバシーが確保されていない環境で生活している被災者に、キャンピングカーおよびトレーラーを一時的避難施設として使ってもらうほか、ボランティアに従事する人々の会議・休憩・宿泊する施設としても使ってもらおうというもの。