日本自動車工業会が発表した5月の二輪車生産台数は、前年同月比10.2%増の5万3105台と、5か月ぶりに前年を上回った。
東日本大震災で二輪車の生産も減産していたが、5月は順調に回復、国内需要が好調だったこともあって増産した。
車種別では小型二輪車が同5.0%減の2万5950台、軽二輪車が同12.2%減の5969台と低迷したものの、原付一種が同49.8%増の1万4975台、原付二種が同52.0%増の6211台と急増した。
5月の国内需要は同15.6%増の3万4567台と好調だった。特に原付一種が同15.6%増の2万4781台、原付二種が同13.4%増の5275台と2ケタの伸びだった。
輸出は同4.4%減と不振だった。