伊藤忠都市開発は6月30日、全駐車場でEV充電器対応とした『クレヴィア駒沢大学』のモデルルームを25日よりオープンしたと発表した。今後のEVの普及を予測し、予め全駐車場で充電器の利用を可能とすることで、住民間の不公平感を軽減する。
クレヴィア駒沢大学(東京都世田谷区)では、全28住戸に対し10台の駐車場を設置。全駐車場をEV充電器対応とすることで、駐車場利用者はいつでも自分の利用区画で充電ができる。
EV充電システムには夜間充電モードを搭載。利用者はマンション共用キーをかざして個人を認証させた後、充電モードを「今すぐ充電」もしくは「夜間充電」から選択。「今すぐ充電」を選択するとプラグを設置してすぐ充電が開始されるが、「夜間充電」を選択するとプラグを設置しても充電は開始されず、深夜22時に自動的に充電を開始する。
充電器の利用には充電時間によって利用料金が発生するが、昼間の利用料金に比して深夜の利用料金を安く設定している。