ルノー・ジャポンが導入を開始した『トゥインゴ ゴルディーニ ルノースポール(RS)』は、その名の通り、ルノースポールで開発されたモデルである。
「ルノースポールといえばシャシーというくらい、シャシーには自信があります」というのはマーケティング部商品計画グループのフレデリック・ブレンさん。これまで販売していた『トゥインゴRS』はシャシーカップであったが、このゴルディーニRSにはシャシースポールが採用された。ブレンさんは、「シャシーカップと比較し車高は4mmほど上がり、サスペンション剛性を10%落としています」という。これにより、「レザーシートと相まって非常に乗り心地が良くなっています」。
ブレーキは、フロントキャリパーはセグメントが3つ上の『ラグナ』のモノを、リアキャリパーは現行『メガーヌ』のモノを使用している。
そしてエンジンは1.6リットル、134ps、160Nmで、「低回転から最大トルクの8割以上出ており、3300rpmから5100rpmでは95%以上のトルクが随時出ています。非常に高回転型のエンジンですが、下でもちゃんとトルクがあり、クルマが軽いので、本当に楽しいエンジンとなっています」と語った。