日産車体は、2012年3月期の通期連結決算業績見通しを発表した。
売上高は東日本大震災による部品不足で日産車の受託生産台数が落ち込む見通しで、下半期に増産するものの、カバーできず前年同期比11.3%減の4490億円と減収となる見通し。
収益では減収や為替差損などの影響で中間期に赤字に転落、下半期に挽回することで営業利益が同66.5%減の61億円と、黒字になる見通し。経常利益は同67.8%減の57億円となる見通し。
最終利益は同77.8%減の16億円と大幅減益の見通し。
配当については年間配当金が1株当たり9円と前年と同じ水準を予想する。