19日午後11時30分ごろ、東京都中央区内の首都高速道路・6号向島線の上りで、単独転倒したバイクの運転者が、後続車にひき逃げされる事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察では事故に関与したクルマの行方を追っている。
警視庁・高速隊によると、現場は中央区日本橋浜町3丁目付近で片側2車線。進行方向に緩やかな右カーブとなっている。バイクは道路左側の側壁に接触した弾みで転倒。運転していた大田区内に在住する37歳の男性は路上に投げ出されたが、直後に進行してきたクルマにはねられたものとみられる。
男性は全身を強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。クルマはそのまま逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。
受傷の状況から、男性は複数台のクルマにはねられた可能性が高く、警察では通行記録の分析を進め、車当たりを行う方針だ。