マツダは7日、北米で現地生産している北米向け『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)について、次期モデルの生産を日本の山口県防府工場へ移管すると発表した。
現在、北米向けのアテンザは、米国ミシガン州にあるフォードモーターとの合弁工場、AAI(オート・アライアンス・インターナショナル)で生産中。次期モデルの生産を防府工場に移管するのは、生産や投資効率を改善し、ビジネスの最適化を図るのが狙いだ。
ここで気になるのは、フォードモーターとの関係。一部報道では、マツダがフォードとの北米での合弁事業を、解消する方向で検討しているとの見方が出ていた。しかしマツダは、「合弁パートナーであるフォードとともに、AAIの将来の可能性について引き続き協力して検討していく」と、報道内容を否定している。