豊田自動織機は、5月18日から20日までパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2011」に出展する。
今回、トヨタ自動車の『プリウスα』に採用された世界最大の樹脂パノラマルーフや、ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)向けパワーエレクトロニクス部品など、CO2排出量削減に貢献する環境技術を紹介する。
プリウスαに採用された樹脂ウインドウは、世界最大面積の樹脂パノラマルーフで、同サイズのガラス製ルーフに対し、40%軽量化できる。車両重量の軽量化によるCO2排出量の低減が図れるとともに、開放感により車内空間の快適性の向上にも貢献する。
また、PHV・EV用充電システムとして充電設備の利用情報や稼働状況を一括管理可能な「通信機能付充電スタンド」と、プリウスPHV搭載の「車載充電器」を展示する。
さらに、アイドルストップ時にもライトやカーナビなどの車載機器に安定した電圧を供給する「アイドルストップシステム用DC-DCコンバーター」を参考出品する。
独自のろう付技術により、冷却機構を従来モデルの3分の1に小型化。『プリウス』に搭載しているPCU冷却器や、車両の電動化の進展に伴ってニーズが高まるDC-DCコンバーター、携帯機器の充電や災害時の非常用電源にも活用できるACインバーターを展示する。