パイオニアは、両面駆動HVT方式を採用した無指向性再生の薄型サテライトスピーカー『TS-STH700』を6月下旬から、スマートなデザインの薄型AVセンタースピーカー『TS-CH700A』を7月下旬からそれぞれ発売する。
両面駆動HVT方式を採用したTS-STH700とTS-CH700Aは、薄型でコンパクトサイズのため、幅広い車種に取り付けることが可能で、車室内で広がりのある音場空間を楽しむことができる。
TS-STH700は、両面駆動HVT方式ユニットと両面に配した薄型22ミリソフトドームトゥイーターを組み合わせた無指向性のサテライトスピーカー。スピーカーの両面から全方向に音が広がるため、薄型でコンパクトでありながら、車室内全体に豊かな音場空間を再現する。
また、ボールジョイント機構を使った新開発のフレキシブル取付金具を採用、取り付け角度を無段階に調節できるため、幅広い車種の車室内形状に合わせて取り付けるが可能。無指向性のため、後方視界を遮らない向きに取り付けても音のバランスが変わらない。スピーカーの周囲に車両のイルミネーションスイッチと連動して光るブルーイルミネーションを搭載する。
TS-CH700Aは、両面駆動HVT方式ユニットの採用で、厚さ19ミリの薄型化を実現した。ダッシュボードの上に前方視界を妨げることなく取り付けることが可能。スピーカーユニットの振動を抑える構造となっており、音の歪みがなく、映画のセリフや音楽のヴォーカルなどをクリアに再生できる。
このほか、シート下などの狭いスペースにも設置が可能な薄型のパワードサブウーファー「TS-WX110A」も5月下旬から発売する。大口径の平面アルミニウム振動板を採用しており、迫力のある重低音を楽しむことができる。
価格はスピーカーのTS-STH700が2個1組で3万1500円、TS-CH700Aが1個2万6250円、サブウーファーのTS-WX110Aが1個1万8900円。