交番で保管の盗難バイク、再び盗まれる

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交番に保管されていた盗難届の出されたバイクを盗み出したとして、静岡県警は26日、静岡市内に在住する17歳の少年を窃盗容疑で逮捕した。バイクは今年2月に盗難されていたが、24日に発見。交番に留置していたところ、再び盗まれていた。

静岡県警・清水署によると、窃盗容疑で逮捕した17歳の少年は24日の午後9時50分ごろ、静岡市清水区庵原町付近にある同署管轄の庵原町交番敷地内へ侵入。窓枠にロープで縛って固定されていた原付バイク1台を盗み出した疑いがもたれている。

このバイクは今年2月に静岡市駿河区内のパチンコ店駐車場から盗まれ、所有者から盗難届が出されていた。24日に「不審なバイクが川の土手に放置されている」という通報が入り、現場となった交番に勤務する警官2人が手配中のバイクであることを確認。交番に持ち帰って留置していたが、2人がパトロールに出ている間にバイクは再び盗難された。

バイクが再び盗難されたことに気づいたのは25日朝で、以後は約100人の警官を投入。バイクの捜索を進めていたが、17歳の少年が容疑に関与していたことが発覚。任意で事情を聞いていたところ、容疑を大筋で認めたことから26日に窃盗容疑で逮捕した。

バイクはキーが無い状態で発見されており、警察では逮捕された少年がキーを所持していた可能性が高いとみている。

《石田真一》

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