電子情報技術産業協会が発表した2010年度の民生用電子機器の出荷金額は前年度比15.4%増の3兆7472億円となり、初めて3兆円を超えた前年度実績を上回り、過去最高となった。家電エコポイント制度の効果で薄型テレビの販売が好調だったため。
分野別では映像機器国内出荷金額は同23.7%増の2兆9378億円で過去最高となった。音声機器国内出荷金額は同3.9%減の1763億円となった。
カーAVC機器国内出荷金額は同8.1%減の6331億円となった。
製品別では、カーオーディオはカーステレオ本体(カセット)が同33.2%減の10万5000台、カーCDプレーヤが同1.4%増の399万7000台となった。
カーカラーテレビは同1.7%増の50万8000台となった。カーDVDは同16.9%増の26万6000台だった。
カーナビゲーションシステムは同0.1%減の508万1000台とほぼ横ばい。ソース別構成比は、CD/DVD-ROMタイプが7.1%、HDDタイプが39.6%、フラッシュメモリその他が53.3%だった。
ETC車載ユニットは同48.4%減の333万5000台とほぼ半減した。