命令でガソリンを盗もうとした暴走族メンバー逮捕

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今年3月、東京都八王子市内のマンション駐車場に侵入し、駐車中のクルマからガソリンを盗み出そうとしたとして、警視庁は21日、16〜17歳の少年4人を窃盗未遂容疑で逮捕した。いずれも暴走族のメンバーで、上層部から指示されて盗みを働いたとみられる。

警視庁・少年事件課によると、逮捕した4人は2011年3月19日の午前3時45分ごろ、八王子市南大沢4丁目付近にあるマンション駐車場へ侵入。駐車中の乗用車の給油口をマイナスドライバーで破壊。改造したポンプを使ってガソリンを盗もうとした疑いがもたれている。

タンクまでポンプが届かず、ガソリン盗み出すことには失敗したが、物音に気づいた住人が警察に通報。通報を受けて駆けつけた警官がポリタンクを持って徘徊していた少年2人を取り押さえた。

この2人の供述により、現場から逃走していた別の2人も特定。任意聴取の結果、容疑が固まったとして窃盗未遂容疑で逮捕した。

4人は八王子を拠点に活動する暴走族のメンバー。調べに対しては「先輩からハイオクガソリンを盗ってこいと命令された」、「命令は絶対なのでやるしかなかった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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