F1開幕戦オーストラリアGPで前を行くフェリペ・マッサをオーバーテイクしようとした際、コースをショートカットしたことでドライブスルーペナルティを受けたマクラーレンのジェンソン・バトン。マクラーレンのマーティン・ウィトマーシュ代表はペナルティがなければバトンは表彰台に上っていただろうと悔しがっている。
「ジェンソンもハードに攻めていたし健闘してくれていたが、不運が2つ重なってしまった。一つ目は最初のコーナーで順位をいくつか落としてしまったこと。もう一つはフェリペをパスしようとしてドライブスルーペナルティを受けたことだ。うまくパスしたはずだったんだが、フェリペによって行き場所を失ってしまった。あれがなければ、ジェンソンはセバスチャンとルイスとともに美酒を味わっていたはずだが……、それもレースだからね」
「それにしても2週間前なら、初戦で26ポイントも取れるなんて信じられなかっただろうね。それより何より、今シーズンのチャンピオンシップを戦う上で期待できる基盤ができたということが嬉しい」とウィトマーシュは語っている。