国土交通省は31日、震災後通行止めとなっていた常磐道いわき中央~いわき四倉間13kmについて、4月1日午前10時から通行止めを解除すると発表した。
いわきジャンクションから枝分かれして海岸線に沿って北上する路線で、路面の段差や亀裂の補修工事を進めていた。
いわき中央~いわき四倉~広野間については、自衛隊車両などに限って通行を認めていた。さらに北の広野~常磐富岡間については、路面段差などの被害が大きく、「物理的に通行不可能」(道路局)な状態という。
いわき四倉~常磐富岡間は、福島第1原子力発電所から半径30km圏内となるため、復旧工事が進んでおらず、依然として開通の目途は立っていない。