【バンコクモーターショー11】中国からのコピー車がタイにも

自動車 ニューモデル モーターショー

見たところ2台のトヨタ車だが……
  • 見たところ2台のトヨタ車だが……
  • どうみても旧型RAV4だが、CHERY TIGGO
  • CHRRY TIGGO。燃料はアルコールを20%混ぜた「E20ガソリン」に対応している
  • 正直なところ、インテリア仕上げのクオリティは低い
  • CHERY TIGGO。参考出品車両はE20ガソリンのほかLPガスでも走行できるバイフューエル仕様
  • ハイエースではなく、CHERY BIG-D。全体のバランスが微妙なのは、図面レベルで完全にコピーしたわけではないからだろうか?
  • 乗用タイプのBIG-Dは参考出品で左ハンドル。スライドドアも右側に備わる
  • インパネのデザインは、細かい部分は本家ハイエースとは異なるようだ
街を走っているクルマの大半が現地生産の日本車というバンコクだけあって、モーターショーではあからさまなコピー車を見かけることはなかった。これまでは。

しかし、今年のバンコクモーターショーでは中国の「CHERY」がコピー車を出展。トヨタ『RAV4』(旧型)のコピーである『Tiggo』とハイエースのコピーである『BigD』がブースに置かれていた。

コピー車の、品質と引き換えに手に入れることのできる最大の魅力は価格で、『Tiggo』は84万8000バーツ(約240万円)から、『Big-D』は95万9000バーツ(約260万円)からとなっている。しかし、安いクルマを手に入れようという人はもっと価格が安くて40万バーツ以下の価格帯から用意している日産『マーチ』やホンダ『ブリオ』を選ぶだろうし、お金に余裕のある人ならわざわざ中国車を選ぶ理由はないだろう。

また、ハイエースの『コミューター』はタイでは113万8000バーツ(約306万円)で販売されて、多数走り回っている。確かに中国のコピー車のほうが価格は安いが、タイの人々は“本物”とトヨタ車の信頼性の高さを知っているので中国車にどれだけの人が振り向くのかは未知数だ。

タイでのコピー車の販売は、決して楽な道のりではないだろう。
《工藤貴宏》

編集部おすすめのニュース

特集