ヤマハ発動機は、2011年春闘で一時金について組合側の要求を0.5か月下回る4.5か月を回答した。一時金について組合側は5.0%を要求していた。ただ、昨年実績の3.7か月プラス4万円を上回ったほか、定期昇給分も維持すると回答した。同社は業績が大幅に回復しているものの、主力市場である欧米の業績回復に時間がかかる見通しなど、先行き不透明感が残ることから満額回答にならなかった。