三菱ふそう・トラックバスは9日、北米で小型トラック『キャンター』を発売したと発表した。
米インディアナ州インディアナポリスで開催された「ワークトラックショー」で初公開した。北米でキャンターという商品名の小型トラックを販売するのは初めて。これまでは型式名で販売していた。日本の川崎工場(川崎市中原区)で生産し、完成車として輸出する。
新型キャンターは日本では2010年11月に販売を開始。排気量3リットルの新開発ディーゼルエンジンにダイムラーの排ガス浄化システム「ブルーテックシステム」を搭載。さらにトラックでは世界初となるデュアルクラッチ式のトランスミッション「デュオニック」を搭載した。
同社はキャンターを、北米に続き2011年末までに欧州、オーストラリア他の海外市場へ展開する予定。 2012年には、40以上の海外市場に投入する計画。