ホンダ米国販売、SUVが好調…2月実績

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米国ホンダは1日、2月の新車セールスの結果をまとめた。総販売台数は9万8059台で、前年同月比は21.6%増。6か月連続で前年実績を上回った。

ホンダブランドの乗用車系では、主力車種の『アコード』(日本名:『インスパイア』)が前年同月比2%増の2万2916台と、2か月ぶりのプラス。この中で、09年11月に発売された『アコード クロスツアー』は、1710台を占める。『シビック』も16.1%増の1万9121台と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

『フィット』は前年同月比43.6%増の4200台と、6か月連続で増加。ハイブリッドでは、新型『CR-Z』が1091台をセールス。しかし、『インサイト』は14.5%減の1722台と落ち込む。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、10年9月に新型を発売した『オデッセイ』が、前年同月比17.3%増の8744台と人気。大型SUVの『パイロット』も、23.3%増の8224台と12か月連続のプラスとなった。主力車種の『CR-V』も1万9096台をセールス。前年同月比は61.4%増と、6か月連続で前年実績を上回った。

アキュラブランドの乗用車系では、主力の『TSX』が前年同月比31.6%増の2794台と、6か月連続で増加。大幅改良を控えた『TL』も、1.5%増の2447台と、2か月ぶりのプラスとなった。『RL』(日本名:ホンダ『レジェンド』)は、28.2%増の168台を販売し、2か月連続のプラスを維持する。

SUVでは、09年12月にマイナーチェンジを受けた『MDX』が、前年同月比17.7%増の3845台と14か月連続で増加。『RDX』も58.1%増の1344台と、13か月連続でプラスとなった。09年12月に発売された新型『ZDX』は、24.5%増の198台とプラスに転じた。

米国ホンダのジョン・メンデル副社長は、「CR-Vとパイロットの販売が好調。とくにCR-Vは、引き続き米国における人気ナンバーワンSUVの座にある」と述べている。

《森脇稔》

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