【ジュネーブモーターショー11】ヴィーズマン スパイダー、心臓はM3

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ヴィーズマンスパイダー
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ドイツのヴィーズマン(Wiesmann)社は、1日に開幕したジュネーブモーターショーにおいて、コンセプトカーの『ヴィーズマン・スパイダー』を初公開した。

ヴィーズマンは1988年、ドイツのデュレムに設立。マーチンとフリードヘルムのヴィーズマン兄弟が、量産車とは一線を画すスポーツカーをハンドメイド生産している。

同社の最新作が、ヴィーズマン・スパイダー。ヴィーズマン兄弟が会社設立当初から構想を描いていた、極めてスパルタンな軽量オープン2シータースポーツの提案だ。

そのフォルムはロングノーズが特徴で、ドライバーは車体の後部に着座するという古典的スポーツカースタイル。フロントウインドスクリーンはなく、乗員はヘルメットが必須となる。またサイドドアもないので、乗り降りには覚悟が必要だ。

ロングノーズの下に収まるのが、BMW『M3』用の4.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンで、最大出力420psを発生。1000kgを切る軽量ボディとの組み合わせにより、0-100km/h加速4秒以下、最高速290km/hという刺激的なパフォーマンスを実現する。

現時点でヴィーズマン・スパイダーの市販は、最終確定していない。同社のフリードヘルムヴィーズマン常務は、「今回のジュネーブでの来場者の反応が楽しみだ」と述べたうえで、「市販するなら、2012年以降になるだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

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