ピレリは、2月18日~21日の間、スペインのサーキット・デ・カタルニアで2011年FIA F1世界選手権開幕準備に向けた合同テストを開催した。このテストには改良したミディアム、ハードコンパウンド、スーパーソフトとソフトコンパウンドの『PZeroタイヤ』を持ち込んだ。
チームからのフィードバックとピレリのエンジニアが集積した膨大なデータに基づいて改良した。
今回の合同テストがピレリの用意するスーパーソフト、ソフト、ミディアム、ハードの全4種類のコンパウンドを同時に評価できる最後の機会となった。次回のバーレーン・テストからは指定されたプライムタイヤ(ハード)とオプションタイヤ(ソフト)の2種類のコンパウンドのみ用意する。
今回のテストは、来月から開幕するバーレーンGPを前にした欧州で行われる最終テストで、選手権に参戦する全12チームが参加した。