【アウディ A1 日本発表】スタイリングも安全性も

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2010年、過去最高の販売を記録したアウディジャパンが、満を持して発売したアウディ『A1』。このモデルのデザインにはいくつもの特徴がある。そのひとつは、フロントからリアへ流れる大変なだらかなデザインだ。

営業本部商品企画部長の野田一夫さんは「特徴的なのがルーフの後半の部分にあります」という。「通常のコンパクトカーですと室内スペースを確保するため、ルーフを後ろまで水平に伸ばすことが多いのですが、A1はクーペのようななだらかに下がるルーフラインを採用しました」。

さらにリアエンドについても、「特徴的なフロントの印象と統一するような形のデザインを採用しています」という。

「ラップアラウンドデザインといって、後ろから横に回り込むような一体感のあるデザインです。そのリアコンビランプもヘッドライトと同様、一体感と塊り感のあるデザインを採用しています」

野田さんはリアコンビランプにはこだわりがあるという。「リアゲートに大きいリアランプを取り付けている例はあまり見かけませんね」という。その理由は、リアゲートを開けると後方からランプが見えなくなり、危険が伴うからだ。そこでA1ではリアゲート開口部車体側に別体のランプを取り付けた。

「コストはかかりますが、ラップアラウンドデザインを実現するために採用しているのです」

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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