SUVの『カイエン』に続いて、4ドアスポーツの『パナメーラ』とラインナップを拡大中のポルシェ。そのポルシェが、新たな入門モデルを計画しているという。
これは26日、『オートモーティブニュース』の欧州版が伝えたもの。同メディアの取材に応じたポルシェのマティアス・ミューラーCEOは、「販売台数を増やすには、新型車の投入が欠かせない。我々は、現行ラインナップにはない新セグメントに挑戦するつもりだ」と語ったという。
すでにポルシェは、小型SUVの『ケイジャン』の開発を公言している。では、同CEOの言う「新セグメント」とは何か。
同メディアは、『ボクスター』の下に位置する入門ロードスターとレポート。このロードスターは、フォルクスワーゲンやアウディと車台を共用し、エンジンは4気筒を積むと報じている。
ポルシェは中期的に、世界販売を現在の2倍に当たる年間15‐25万台へ引き上げる構想。この計画を実現するには新たなエントリーモデルが大きな役割を果たすと思われる。同CEOは、「3月末までに、結論を出す」と同メディアに話している。