アウディが現在開発中の小型クロスオーバー『Q3』。同車の生産が今春、スタートすることが分かった。
これは19日、アウディが公表した2011年の生産計画で確認された。新型Q3は今春、スペインのマルトレル工場で生産が始まるという。年産台数は最大で10万台となる。
マルトレル工場は、アウディが属するフォルクスワーゲングループのセアトの主力工場。新型Q3は、2007年4月の上海モーターショーで披露された『クロスクーペクワトロ』の市販バージョンで、BMW『X1』が最大のライバルだ。
アウディは新型『A6』を含め、2011年は合計13の新型車の生産をスタートさせる計画。新型Q3は今秋、欧州市場で発売されると見られる。