スズキの鈴木修会長は20日、世界最大の自動車市場である中国で生き残るためには中期的に年間50万台の販売規模が必要との考えを示した。
鈴木会長は中国市場について「あれだけの国だから、やっぱり自動車メーカーとして生き残っていくには、最低50万台をやらにゃいかん」としたうえで、「インドで出来たんだから、できないわけないという気持ちを持たんとだめだ」と強調した。
ただ鈴木会長は年間販売50万台の達成時期や具体的な方策については言及しなかった。スズキによると2010年1月から11月までの中国での販売台数は前年比15%増の24万5000台だったという。