13日午後0時55分ごろ、北海道千歳市で除雪車が路上に積もった雪を排除した際、空き地で遊んでいた小学5年生の男児を誤って生き埋めにしてしまう事故が起きた。男児は警察や地元消防が救助したが、命に別状はなかったという。
北海道警・千歳署によると、現場は千歳市勇舞1丁目付近。男児は路上から排除した雪の集積場となっている空き地で遊んでいたが、除雪車の運転者は男児の存在に気がつかずに新たな雪を積み上げたとみられる。
男児の姿が見えないことに母親が気づいて警察に通報。地元消防は約3mの高さまで積み上がった雪山を掘り進め、男児を発見した。男児は自ら掘った穴の中にいたため、ケガはなかった。
除雪は千歳市から委託を受けた業者が行っており、警察では安全確認について徹底するよう指導したという。