車中泊がブームだ。レジャーの移動で道路の渋滞を避けるため深夜〜未明に走行、目的地付近で車を止めて朝まで仮眠、といったパターンではなく、レジャーの宿泊地としての車中泊である。
三栄書房『クルマで旅するマガジン』の小林和久編集長は、車中泊にあたって「そこが寝ていい場所か、車を止めていい場所か確認しよう」と注意を呼びかける。たとえば道の駅はほんらい仮眠向けの施設であり、長期滞在はルール違反になるという。
「オートキャンプ場を使ってみるのもいいでしょう」と小林編集長。バーベキューなどアウトドア以外にも利用してみよう。「無料のオートキャンプ場や、車中泊向けに対応しているところもあります」。
駐車スペースが「ぎゅうぎゅうに混んでいるところ、反対に誰もいないところ」は避けよう。混んでいるところは騒音があったり、排ガスが臭かったり、最悪、中毒の可能性もある。誰もいないところは防犯に不安がある。「適度に混んでいるところ」がいい。
暗くなって道ばたの空き地に車を止め車中泊したら、朝になって学校に登校する子どもたちに起こされた、というのもバツが悪い。
『クルマで旅するマガジン』VOL. 004
特集:車中泊と道の駅を100%楽しもう
価格:880円 発行:三栄書房
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