ヒュンダイは、20日に開幕した第8回広州モーターショーにおいて、新型『ヴェルナ』(欧米名:『アクセント』)の5ドアハッチバックモデルを初公開した。
初代ヴェルナは2005年に発売。韓国や中国ではヴェルナ、米国や欧州はアクセントを名乗る。アクセントは米国において、ハッチバックモデルのベース価格が1万ドル(約84万円)以下に設定され、ヒュンダイ躍進の原動力となっている。
新型ヴェルナは10年4月の北京モーターショーで、4ドアセダンが先行デビュー。今回の広州では、その5ドアハッチバック仕様が披露された。セダン同様、ヒュンダイのデザイン言語、「流れるような彫刻」を採用し、スタイリッシュなフォルムに仕上げられた。
エンジンはガソリン直列4気筒のみで、可変バルブタイミングのVVTを採用。スペックは1.4リットルが108ps、13.9kgm、1.6リットルが124ps、15.9kgmだ。1.4リットル車の燃費は16.14km/リットルと、クラス最高レベルを達成する。
新型ヴェルナの5ドアハッチバックはヒュンダイの中国合弁、北京現代の北京工場で生産され、2011年1月に発売される。ヒュンダイの2010年の中国新車販売は、前年比23%増の70万台に到達する見込み。2012年には中国3番目の組み立て工場が完成し、年産台数は100万台へ引き上げられる。