ホンダは、2011年の中国の四輪車販売目標を2010年見通しの12%増となる73万台に策定したと発表した。
実現すれば、ホンダの本国である日本での販売台数を初めて抜くことになる。
ホンダの2010年の中国での販売実績は、年初に目標とした販売計画の63万台を2万台上回る65万台以上となる見通し。
ホンダの2010年の国内販売は1〜10月が約61万台で、最終的には中国と僅差になる見通し。
中国の新車市場は好調に伸びており、2010年は2年連続で世界一となるのが確実。ホンダも、この市場で広州汽車と東風汽車それぞれの合弁会社で生産するモデルの販売が好調に推移している。
2011年も引き続き、この堅実な成長を持続させる計画で、前年比で約12%増となる73万台の販売を計画している。日本はエコカー補助金制度終了による反動減でマイナスとなる中で、中国の販売台数が日本を抜く可能性が高い。