【新聞ウォッチ】「プリウス」から「救急車」まで、今年のお騒がせワードは?

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2010年12月17日付

●高速休日1000円継続へ、政府・民主、統一選控え方針転換(読売・1面)

●レアアース輸出関税、中国25%に引き上げ1月から(読売・2面)

●ホンダが解消発表、インド企業と合弁、二輪車で(読売・9面)

●税制大綱を閣議決定、環境税、ガソリン1リットル、0.76円値上げも(読売・13面)

●日産、救急車リコール、ブレーキ不具合/「フィット」は73万台リコール(読売・37面)

●車でB級グルメめぐり(朝日・19面)

●パワーウインドーに注意(朝日・37面)

●ホンダ、電動バイクをリースで販売(毎日・7面)

●東洋ゴムを捜索、産廃処理、無許可業者委託容疑、本社と仙台工場(毎日・28面)

●自動車8社株価明暗、日産など「ギリシャ前」水準に(産経・9面)

●「今年の社長」1位に孫氏(産経・10面)

●シャープ、液晶1000億円投資、アップル向け、亀山でライン新設(日経・3面)

●くすぶる円高再燃、84円台先行きは(日経・7面)

●中国が知財侵害一斉摘発、トヨタ、キヤノンの模造品も(日経・8面)

●電気自動車のカーシェア、ネットで充電状況管理、バンダイナムコなど実験(日経・13面)

●ディーゼル車両米鉄道から受注、日本車両と住友商事(日経・13面)

●住友電工、韓国大手と合弁、タイ・中国に生産拠点(日経・15面)


ひとくちコメント

今年もあと2週間。いよいよカウントダウン入りだが、この1年間、よく紙面に登場したカタカナはどんな文字だったのだろうか。自動車関連で筆者は「リコール」と「レアアース」ではないかと思っているうちに、きょうの各紙にもそのカタカナがタイトルになった記事が多く載っていた。

まず「リコール」だが、年初来、リコール問題で大騒動となったトヨタ自動車の豊田章男社長が産業能率大学が発表した「今年の社長」の3位に選ばれている。その後、トヨタのリコール騒動は、すっかり影を潜めているが、きょうの各紙にはホンダの『フィット』で、前照灯のスイッチに不具合が発生したとして、約73万台をリコール。変わり種では日産自動車が救急車として使われている『パラメディック』など4車種についてもリコールを届けている。

その救急車はブレーキペタルを踏んでも重くなり、現場や病院への到着が遅れたトラブルが発生したという。トヨタのプリウスように、ドライバーのフィーリングの問題なのかどうかはわからないが、あのトヨタのリコール問題以降、疑わしい場合は「即、リコール」というパターンが定着したようだ。

もう一つのお騒がせワードの「レアアース」だが、中国政府が2011年1月1日から実施を表明しているレアアースの輸出関税の引き上げについて、きょうの各紙によると、エコカーのモーターなどに使われるネオジムや塩化ランタンも、現行の15%を25%にするという。中国政府は「関税率の引き上げに加え、前年比で約4割削減していた今年の輸出枠を来年からさらに減らす方針」(読売)で、「日本の自動車、電機メーカーに影響が及ぶのは必至だ」(毎日)としている。

折しも、エレクトロニック・ライブラリーというメディア関連の会社が2011年の注目キーワード10語を選んだが、「統一地方選挙」や「格安航空会社」「インフラ輸出」などのほかに「中国」も挙げている。レアアース問題を含めてやはり来年も「中国」の動向には目を離せない。
《福田俊之》

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