フォードモーターは9日、2011年1月10日に開幕するデトロイトモーターショーに、次期フォード『エスケープ』のコンセプトモデルを出品すると発表した。
2001年に登場した初代エスケープは、マツダと共同開発された小型SUV。マツダ版は『トリビュート』を名乗った。エスケープは2004年、SUVとしては世界初のハイブリッドを追加。2007年には、北米仕様がモデルチェンジを受け、2代目に進化している。
2011年のデトロイトで披露されるのは、エスケープの3代目を示唆したコンセプトカー。現時点で写真を含め、その詳細は明らかにされていないが、米国ケンタッキー州ルイズビル工場において、2011年後半から生産がスタートする予定だ。
現行エスケープの今年1〜11月米国累計販売は、前年同期比12%増の17万2335台と、『Fシリーズ』、『フュージョン』に続く同社3番目の人気車種に君臨。フォードモーターは、「次期エスケープのコンセプトカーは、フォードの新しい方向性を示すモデルになる」と説明している。