アウディオブアメリカは1日、11月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は2006年11月を上回り、11月としては過去最高の9365台。前年同月比は37.5%増と、13か月連続で前年実績をクリアした。
牽引役は、SUVの『Q5』。11月は2310台を販売し、前年同月比は53.1%増と大幅な伸びが続く。『A5』シリーズも好調で、10%増の1181台をセールス。モデル末期の『A6』シリーズも54.1%増の812台と支持され、『Q7』は100%増の1000台へ倍増させた。
また、入門モデルの『A3』シリーズは、前年同月比101.5%増の788台を販売。スポーツカーの『R8』は85.7%増の104台、ハイエンドサルーンの『A8』は新型投入により、220.2%増の333台を売り上げた。主力モデルの『A4』シリーズも2761台を販売し、前年同月比は9%増と9か月ぶりに前年実績を上回った。
アウディの今年1〜11月米国新車セールスは、前年同期比23.6%増の9万1083台。8〜11月の4か月連続で、過去最高実績を更新した。アウディオブアメリカのマーク・デル・ロッソCOOは、「あらためてアウディが、米プレミアムカー市場において、強固な地位にあることが証明された」とコメントしている。