問責決議提出前、馬淵国交相ノーコメント

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撮影=中島みなみ
  • 撮影=中島みなみ

26日、10年度補正予算案の成立後、自民党は仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相の問責決議案を参院に提出する方針だ。両決議案とも、参院本会議で野党の賛成多数で可決される見込み。

馬淵国交相は26日午前の会見で、この問責決議について問われたが「検討がなされていることは承知しているが、仮定の話は差し控える。私のほうから申し上げることはない」と、ノーコメントを通した。

馬淵氏の問責は、尖閣諸島沖の中国船衝突事件の対応と海上保安庁職員の情報流出をきっかけにした情報管理に関連するもの。

流出した職員の処分についても問われたが「任意だが今も捜査の過程にあり、現時点では捜査機関から内容が開示されているわけではない。事実のわからない中で、何らかの処分を進めていくことではない」と、述べるに止めた。

《中島みなみ》

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