モーターショーの恒例ともいえるのが、取材陣の空腹を満たしてくれる各種ケータリングサービス。今年のロサンゼルスモーターショーのプレスデー(17〜18日)には、メルセデスベンツからスイーツのデリバリーバンが出現し、人気を集めた。
このデリバリーバンはメルセデスベンツの商用車、『スプリンター』を改造したもので、車名は『スプリンクルスモービル』。ロサンゼルスの有名カップケーキ店、「Sprinkles CUPCAKES」(スプリンクルス・カップケークス)とタイアップし、出来立てのカップケーキが報道陣に振る舞われた。
ブラウンの車体は、同店の店内と同じイメージ。チョコレートやバニラ、ストロベリーなどでトッピングされたカップケーキの甘い香りに誘われるかのように、多くのメディアがこのデリバリーバンに群がったのは言うまでもないだろう。
同ショー主催者によると、デリバリーバンがショーフロアに出現したのは、ロサンゼルスモーターショーの歴史において初めてとのこと。メルセデスベンツUSAのクラウス・トリット常務は、「このデリバリーバンは、スプリンターの機能性の高さを示す好例」とアピールしている。