BMWグループは、ライプツィヒ工場で電気自動車(EV)生産に向けた新工場の起工式を行った。
同社は2013年までに総額約4億ユーロを投資し、EV「メガシティ・ビークル(MCV)」を生産する新しい工場建物と設備を完成させる予定。新工場の建設で、約800人を新規雇用する。
起工式には、ドイツのアンゲラ・メルケル首相も出席した。
同社のライトホーファー会長は「メガシティ・ビークルをドイツ国内で生産することで、BMWグループは先進工業国ドイツの発展に責任をもって関わっていく」と述べた。
メガシティビークルは、世界初の都市専用電気自動車として開発したもので、BMWグループとSGLグループが共同で設立した合弁のカーボン・ファイバー製造会社が製造するCFRP製のコンポーネントを備えた世界初の量産車となる。