アウディオブアメリカは2日、10月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は2008年10月の7443台を上回り、10月としては過去最高の8128台。前年同月比は10.5%増と、12か月連続で前年実績をクリアした。
牽引役は、SUVの『Q5』。10月は2099台を販売し、前年同月比は69.5%増と大幅な伸びが続く。『A5』シリーズも好調で、3.6%増の1147台をセールス。『A6』シリーズも、23.2%増の824台と人気を集める。『Q7』も17.6%増の789台を売り上げた。
また、エントリーモデルの『A3』シリーズは、前年同月比144.9%増の622台を販売。スポーツカーの『R8』は、33.3%増の60台と、ファンに支持された。一方、主力モデルの『A4』シリーズは2469台にとどまり、前年同月比は18.1%減と、8か月連続のマイナスだ。
アウディの今年1‐10月米国新車セールスは、前年同期比22.2%増の8万1718台。8‐10月の3か月連続で、過去最高実績を上回る好調ぶりだ。アウディオブアメリカのヨハン・ダ・ネイスン社長は、「今年は年間で、過去最高の販売台数となりそうだ」と述べている。