VW米国販売増、ジェッタ 新型が貢献…10月実績

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フォルクスワーゲンオブアメリカは2日、10月の新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万0084台。前年同月比は17.9%増と、2か月連続で前年実績を上回った。

主力の『ジェッタセダン』は、新型の販売が10月にスタートした効果で、前年同月比41.6%増の9979台と、6か月ぶりに前年実績をクリア。『ジェッタワゴン』(日本名:『ゴルフヴァリアント』)は、2.5%減の1979台にとどまったが、ジェッタ全体では31.8%増の1万1958台と、新型投入の効果が出た。

また、『ゴルフ』シリーズも引き続き人気で、前年同月比62.3%増の1905台をセールス。このうち、09年12月に追加された『GTI』(『ゴルフGTI』)が、914台を占めた。

SUVの『ティグアン』は、前年同月比49.8%増の1453台を販売。クライスラーからOEM供給を受けるミニバン、『ルータン』も64.9%増の1103台と好調だ。

一方、『パサートCC』は1781台にとどまり、前年同月比は24.2%減と2か月連続のマイナス。モデル末期の『ニュービートル』も、37.5%減の730台と落ち込んだ。

フォルクスワーゲンの今年1〜10月米国実績は、前年同期比20.3%増の21万2774台。フォルクスワーゲンオブアメリカのマーク・バーンズCOOは、「新型ジェッタセダンが好調な立ち上がり。クリーンディーゼルのTDI搭載車も5093台を売り上げ、全体の25%を占めた」と語っている。

《森脇稔》

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