【ロサンゼルスモーターショー10】デザインチャレンジ…スマート、遊び心を表現

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ロサンゼルスモーターショー主催団体は20日、「第7回デザインチャレンジ」にエントリーする各社の作品を公開した。スマートの作品は、『454』だ。

デザインチャレンジは、ロサンゼルスモーターショーの恒例イベントのひとつ。米国カリフォルニア州にデザイン拠点を置く自動車メーカーが参加するデザインコンペティションだ。2010年は、GM、ホンダ、ヒュンダイ、マツダ、メルセデスベンツ(スマートとマイバッハ含む)、日産、トヨタ、ボルボの8社がエントリーリストに名を連ねる。

今年のテーマは、「1000ポンド(約454kg)の車」。快適性や衝突安全面など、車の基本性能は満たしたうえで、究極の軽量車のデザインを競い合う。

スマート454の車名は、1000ポンド(454kg)に由来。米国西海岸特有の陽気さと、質実剛健なドイツのテクノロジーとを融合させたユニークな遊び車の提案だ。

454には、カーボンファイバー製のSGR(スマート・グラニー・ロボット)構造を導入。また、ウィンドウやフェンダー、バンパーはリサイクル可能なプラスチック製とした。ルーフ厚はとても薄いが、高い強度を持つリサイクル素材を使用。それぞれのパーツの塗装を変えているのも特徴だ。

さらに、各パーツはボルトオンで取り付けられ、多彩なカスタマイズに対応。ドア、ルーフ、エンジン、ドライブトレインは、簡単に脱着できる。カーボンファイバー製のホイールには、サスペンションを内蔵。非常にフラットなタイヤが装着される。

スマートは「454はWWT(ウェイト・ウオッチ・テクノロジー)を反映した軽量で楽しい車」と説明している。

《森脇稔》

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