【R-M ベストペインターコンテスト】優勝した永塚伸洋さんが凱旋報告

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BASFコーティングスジャパンの早川正治副社長から優勝記念品が贈呈
  • BASFコーティングスジャパンの早川正治副社長から優勝記念品が贈呈
  • 報告会会場には“Winner”の文字が書かれた永塚さんの写真が
  • R-M の商品群と使用機材、そして塗装例。フェンダーはホンダ インサイトのもの。
  • R-Mの商品群。右の緑の製品が水性塗料の「オニキスHD」
  • 報告会の会場
  • BASFコーティングスジャパンの早川正治副社長
  • BASFコーティングスジャパン 自動車塗装・車輌塗装本部の坂本憲さん。コンテストでは永塚さんの通訳/サポートを担当した
  • コンテストに向けたトレーニングについて説明するBASFコーティングスジャパンの自動車補修・車両塗装本部 テクニカルセールスサポート マネージャーの上久保和広さん(左)と技術部の門傳真木人さん

20日、都内でBASFコーティングスジャパン主催による『R-Mベストペインターコンテスト』の報告会がおこなわれた。

同コンテストは、フランス・パリ郊外にあるBASFコーティングス研修センターを舞台に、世界一の自動車補修塗装技術者“ベストペインター”を決めるというもの。9月8日から3日間にわたり8つの競技がおこなわれ、日本代表の永塚伸洋(ホンダボディサービス栃木)さんがみごと優勝した。今回のイベントは、この快挙を受けての凱旋報告となる。

報告会では、ビデオ映像やサポートしたスタッフによるスピーチで永塚さんの活躍を報告。またホンダカーズ栃木の小川三郎社長や、永塚さんの所属するホンダボディサービス栃木の長嶋敏専務からも祝福のコメントが送られた。

永塚さん自身はコンテストで着用した作業服で登場し、コンテストの感想を語り、質問などにも答えた。「ひとつ目の種目で頭が真っ白になってしまったが、それで吹っ切れたのか、逆にあとの競技では緊張せずに臨めるようになった。コンテストに向けたトレーニングは、すべて日常の現場でも使える技術なので、“コンテストのため”と考えるより、いかに自分の手に馴染ませるかを念頭において取り組んだ」(永塚さん)。

なお報告会では、BASFコーティングスジャパンの執行役員で自動車補修・車輌塗料本部長を務める久保田克彦氏が、同社の水性塗料『R-M オニキスHD』の日本でのマーケティング展開と、次回のベストペインターコンテストに向けた計画についても明らかにした。

ここでは、「プレミアムモデル工場」と名付けられた模範ボディショップを日本各地に数か所置き、他ショップからの工場見学受け入れや技術指導などを通じて水性塗料を使用するボディショップのコミュニティ「オニキスクラブ」の拡大を図る計画。オニキスクラブに加入するボディショップには、次回のベストペインターコンテストの予選会の参加資格を与えるなど、技術者のモチベーションやスキルの向上をサポートしていくという。

《北島友和》

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