古野電気は、2011年2月期の連結業績見通しを下方修正した。
高速道路1000円によるETC特需が一巡したことなどから、産業用電子機器部門のETC車載器の需要が大幅に減少していることなどから売上高は前回予想よりも30億円マイナスの770億円に下方修正した。
収益では、売上げが予想よりも低迷するのに加え、為替差損や海外子会社の在庫圧縮に伴って在庫に含まれる未実現利益が減少し売上原価の低減となるため、営業利益は12億円から6億円、経常利益は14億円から8億円にそれぞれ下方修正した。
最終利益は7億円を予想していたが2億円にとどまる見込み。