21日、ライカは『ライカM9チタン』をドイツ・ケルンで開幕の「フォトキナ2010」に展示。M9チタンは、現在フォルクスワーゲングループのチーフデザイナー、ウォルター・デシルバ氏によるデザイン。日本では12月発売予定で、価格は238万円。
ウォルター・デシルバ氏は、アルファロメオの『156』や『147』を成功させたイタリア人デザイナーで、現在は、VWブランド全体のデザインディレクターを務めている。
ライカM9チタンでは、デシルバ氏率いるアウディのデザインチームが、同氏のイメージに基づいてライカM9のデザイン作業をおこない、人間工学に基づき明確でわかりやすく使いやすいデザインに仕上げた。
カメラ本体は、高品質な素材だけを用いて製造。外観で目に見える金属部分にはすべて純チタンを使用し、ボディ表面はスイスの専門業者によりハードコーティングを施した。また、携帯性については、取り付け部が1か所のフィンガーループ方式のキャリングストラップとショルダーホルスターを考案、斬新なコンセプトをカメラの携帯方法に取り入れた。
M9チタンの主なセット内容は、カメラ本体とレンズに加え、ショルダーホルスター、ショルダーストラップ、フィンガーループが付属。本体や3つのアクセサリーに使用されるレザーには、いずれもアウディのプレミアムクラスのインテリアに使用されるレザーを採用した。
販売数は世界限定500台。