日本自動車工業会の志賀俊之会長は16日、定例の記者会見を行った。その席上、エコカー補助金制度が9月7日に終了した反動について触れ、「販売店の来場を見ても、まだどーんと落ちたという感じではない」と述べた。
しかし、今後大きな販売の落ち込みが予想される。「われわれとしては、エコカー減税が2011年度(2012年3月末)まで継続されるということをしっかりアピールし、自動車産業が景気の足を引っ張らないようにしていきたい」
志賀会長は補助金制度終了の影響を最小限に抑えるため、自動車業界全体で努力していく考えを示した。