JR東日本は、夏季期間中の鉄道の利用状況を発表した。
7月23日~8月18日の新幹線・特急・急行の輸送人員は前年同期が1085万3000人だったのに対して1089万人とほぼ横ばいだった。新幹線、在来線ともに前年並み。内訳は上りが558万9000人、下りが530万1000人。
前年は高速道路のETC割引の影響で鉄道利用が低迷した。今年はお盆期間中のETC割引適用日が土・日曜日だけに減ったものの、前年と比べて大きな影響は無かった。
主な路線区で前年割れとなったのは、上越新幹線・大宮~高崎、秋田新幹線・盛岡~田沢湖、山形新幹線・福島~米沢、内房線、外房線、東海道本線、中央本線。このうち秋田新幹線は7月30日の大雨で多数の列車が運休した影響がある。
お盆期間中の8月11~18日の新幹線・特急・急行は同1%増の376万1000人だった。