EV充電施設の情報提供で官民が共同研究 日産、三菱も参画

エコカー EV
ENEOSスタンドに設置されている充電スタンドと三菱i-MiEV
  • ENEOSスタンドに設置されている充電スタンドと三菱i-MiEV
  • 日産リーフに搭載される充電施設情報表示システム(写真は海外仕様)
  • 日産リーフに搭載される充電施設情報表示システム(写真は海外仕様)
  • 日産と神奈川県はEVタクシーとしてリーフ42台を導入する(写真はプロトタイプ)
  • コンビニエンスストアなどへの充電設備の設置も拡大しつつある
  • 高速道路のパーキングにも充電設備の設置が進む

国土交通省国土技術政策総合研究所は10日、EV(電気自動車)、PHV(プラグインハイブリッドカー)向け充電施設の情報提供に関する民間企業9社7グループとの共同研究を開始したと発表した。

共同研究に参加する民間企業は、(1)IMJモバイル、(2)国際航業、(3)住友電工システムソリューション、(4)日産自動車、(5)日信電子サービス、(6)三菱自動車工業/パイオニア/インクリメントP、(7)三菱電機---の7グループで、8月下旬に国交省・経産省連携の下、充電施設に関する情報流通仕様(案)について意見交換する場である「EV・PHV充電施設情報に関する検討会(仮称)」を開く。

充電施設位置やバッテリー残量を考慮したルート案内などのサービス実現を目指すもので、カーナビやウェブ経路検索システム等で充電施設情報を提供するサービスに必要となる情報流通仕様(案)を策定することが目的だ。

9月に情報流通仕様(案)を公開し、その後共同研究を進め、実験用システムの開発・試行などを行っていく予定だ。

《レスポンス編集部》

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