BMWグループは3日、今年第2四半期(4〜6月)の決算を公表した。総売上高は前年同期比18.3%増の153億4800万ユーロ(約1兆7100億円)。純利益は、前年同期に対して約7倍の8億3400万ユーロ(約947億円)へ拡大した。
今年4〜6月のグループの世界新車販売は、前年同期比12.5%増の38万0412台。BMWブランドでは、新型『5シリーズ』、『X1』、『7シリーズ』が牽引役を果たし、市場別で見ると、中国、米国、欧州での好調が目立った。
BMWグループのノルベルト・ライトホーファー会長は、「魅力的な新型車の投入により、第2四半期は確実な成長を遂げた。2012年の経営目標達成に向けて、大きな前進だ」と述べている。