ハンガリーGP(1日決勝)を圧倒的な速さで支配しながら、ペナルティに泣いたレッドブルのセバスチャン・ベッテル。セーフティカー走行中、先頭のマーク・ウェーバーから10車身以上間隔を開けていたのを理由にドライブスルーペナルティを受けたことは、本人にとって大きなショックだった。
「最初はなぜペナルティを受けたのか理解できなかった。リスタートの時、僕は寝ぼけてたのかもしれない。無線も聞こえず、セーフティカーがいつ戻るかをサインボードで確認していた。『もう1周あるんだ』と思ってウォーミングアップしていたら、突然セーフティカーがピットに戻っていった」
「その後、僕はドライブスルーペナルティを受けたんだけど、最初、理由がまったく分からなくて混乱したよ。とにかくアンラッキーだった。決勝は楽勝だと期待していただけに、本当に残念だ」と、ベッテルは表彰台でも落ち込んだ様子を見せていた。