日産車体が発表した2010年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、経常利益が前年同期比317.9%増の55億9500万円と大幅増益となった。
売上高は日産自動車の受託生産車が好調で、同52.6%増の1152億9700万円と大幅な増収となった。『エルグランド』の生産はモデル末期だったため、減少したものの、輸出向けの新型『パトロール』やインフィニティ『QX56』、国内向けの日産『セレナ』などが好調だった。
営業利益は売上げの増加や原価低減、生産性向上の効果で同205.7%増の57億900万円、当期純利益が同255.6%増の16億2200万円となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。